1月30日(土)、
前にこのブログで案内した「カーボン・オフセットシンポジウム」に行ってきたよ。
ANA(全日本空輸株式会社)の五嶋さんは、ANAの飛行機に乗った人が携帯電話で登録する「ANAカーボン・オフセットプログラム」のことなどを紹介されたよ。
みんなももし飛行機に乗ったら、カーボン・オフセットしてみてはどうかな?
ちなみに、鳥取-東京(羽田空港)を結ぶ飛行機に乗った時に出るCO2をオフセットすると、126kgなんだって(平成22年2月現在)。
126kgというのは、杉の木9本が吸収するCO2の量(
※)にあたるよ。
(
1kgのCO2はサッカーボール100個分の体積にあたるから、126kgのCO2はサッカーボール12,600個分の体積ってことだね。)

その後、日本大学の小林先生の講演、環境省の塚本さん・ANAの五嶋さん・小林先生の3名のお話があったよ。
ぼくにはむずかしくてよくわからないことも多かったけど、ぼくの大好きな鳥取県の森がCO2を吸収するのにも役に立っているってことはわかったよ。森のチカラってすごいね。
展示コーナーでは、「木の住まいづくりコンクール」受賞作品や「とっとり共生の森」などが、写真や絵も使って紹介されていたよ。

普段からぼくたちが省エネルギーに取り組んだり、新エネルギーを使ってCO2を減らすことがまずは大切で、どうしても減らせないCO2をカーボン・オフセットをうまく使って、みんなでエコな鳥取県にしたいね。
(※)杉の木1本のCO2吸収量について林野庁の算出によると、適切に手入れされている80年生のスギ人工林の1本が1年間に吸収するCO2の量は約14kg。
成長期の若い森林では、樹木はCO2をどんどん吸い込み大きくなりますが、
成熟した森林や手入れのされない荒れた森林(人工林)では吸収能力が低下します。
下刈りや間伐などの適切な手入れを行い、森の成長を助けることは、CO2吸収という意味でも大切なのですね。
森林はCO2を吸収して光合成を行うだけではなく、炭素(C)を木の幹や枝などにたくわえています。
【参考】
カーボン・オフセットシンポジウムが開催されました(森林・林業総室)
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